NOVEL
小説投稿サイト「小説家になろう」様、「カクヨム様」に掲載させていただいている小説作品です。
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風景画を好む浮世絵師:タキイチは、北の奥にあるという伽藍の噂を聞き、好きに絵を描く気ままな一人旅に出る。
旅に出てしばらく。うっかり山登りの途中で夜を迎えてしまったタキイチが目覚めると、その命は怪物に囚われ、風前の灯となっていた。
(雰囲気和風/恋愛/ハッピービターエンド)
西洋の文化が大量に流入し始めたばかりの極東の国。
文化は好むが異国人はまだまだ珍しい。
そんなご時世に、ある薄暗いライブハウスに奇妙な異国人ジャズバンドが現れる。
音楽をたしなむ青年:伊達は彼らの音楽を聴いたあるトランペッターが狂死したことから、彼らの存在を知る。
曰く、悪魔の音楽を奏でるものども――と。
(大正/音楽・ホラー/ハッピーエンド)
(イラストは「まほそ」様に頂いたFAです)
幸せって? 綺麗なものだけが幸せになれるの?
原因不明の震災によって隔絶され、先のない蒸気文明の発展を続けるバラール国。
人々の間にも激しい貧富の差が生じ、その心に歪みを抱いていた。
華やかな街のみすぼらしい隅に生きる青年・イデもまたそのひとり。生まれた身分と圧迫感のある見目から偏見と嘲笑に晒され、やさぐれていた。
そんなある日、彼は文明に否定されたはずのモノに出逢う。怪奇。人の飢えに応えて現れる獣。そして美しくも凶暴な少女に。
(モダンな異世界/伝奇/メリーバッドエンド)
(イラストは「ゆきま」様に有償で依頼させていただきました)
イタリアで生まれ育った優しい性格の少女・ルカヤ。彼女には兄がいる。
足癖は悪いが金髪碧眼の美青年。口調は荒いが所作は優雅。短気だが面倒見がいい。
欠点すらも美点に見える大好きな兄だ。ルカヤは、見栄っ張りな祖母が兄によく似た妹を期待していたために疎まれ、兄と二人ささえあって生きてきた。
自立を焦るルカヤは、やや心配性気味な兄と自らの不器用に悩みながらも、狭い世界でそれなりに幸せに暮らしていこうと望んでいたが……
ルカヤの知らぬうちに、兄は幼い頃からの歪みを育んでいた。
(イタリア/ヤンデレ・サイコホラー/バッドエンド)
(イラストは「neco」様に有償で依頼させていただきました)